巷の女性たちにはすっかりお馴染みとなったまつ毛エクステ。

 

毎月まつ毛のメンテナンスに行っているうちに「自分もやってみようかな?」とこれからまつ毛エクステの技術を身につけようと思っている方もいるのではないでしょうか?

 

まつ毛エクステやパーマは簡単に身につけられる技術ですが、まだまだいろんな問題を抱えているのも事実です。

 

ここではまつ毛エクステやまつ毛パーマがどのように規制されていったのかを説明していきます。

スポンサーリンク





まつ毛エクステやまつ毛パーマにはなぜ美容師免許が必要なの?

まつ毛エクステやまつ毛パーマはグレーゾーンに属するとも言われていますが、最近でも新しくまつ毛の事業を始めたいという事業者から美容師法に抵触するかという問題で、経済産業省から照会がありました。

 

美容師法第2条第1項

「美容」とは、「パーマネントウエーブ、結髪、化粧等の方法により、容姿を美しくすることをいう」

「まつ毛エクステンション」は同法第2条第1項に定める「美容」に該当する。

 

まつ毛エクステは美容に該当するとあらためて強調しています。

 

さらに、

美容師法第6条

「美容師でなければ、美容を業としてはならない」

美容師免許を取得していない者がまつ毛エクステンションのように「美容」に該当する施術を一部であっても行うことは同条に違反する。

 

ハッキリと違反だと書いています。

 

つまり、美容免許を持たない者がまつエクを施術するのはグレーなのではなく、美容師法に反しているということですね。

まつ毛の写真

美容師免許が必要になるまでの流れ

私が美容師になった頃はサロンの受付の女性がまつ毛パーマもかねて働いていました。

 

美容学校ではまつ毛パーマのことは教わらなかったので「そんなこともできるんだ!」と関心したものです。

 

その後、数年経ったころに同じくサロンのレセプションの女性がまつ毛エクステの存在を知り、利益率が高く手に職をつけたいとのことでまつ毛エクステの講習に行き資格をとり、最初の頃は高単価で施術を行っていました。

 

しかし、数ヶ月もするとネイルやエステでもまつ毛パーマを始めて、さらにはまつ毛エクステ&パーマ専門店が営業を開始することで業界は薄利多売の方向に舵をとることになります。

 

それと同時に、

 

  • 上と下の瞼がくっついて目が開かなくなった
  • グルー(接着剤)が目に入ってしまった
  • 眼球を傷つけてしまった

 

などの事故が目立つようになり、厚生省からまつ毛パーマやまつ毛エクステの施術には美容免許が必要であるとハッキリと義務付けられるようになったのです。

 

まつ毛パーマよりもどちらかというとまつ毛エクステの方が規制の引き金になった感があります。

危険を伴う施術

新しい事業として注目を集めたまつエクでしたが、事故の賠償責任のことを考えると何の資格も持たないものが施術するのは危険なことです。

 

数年前に流行ったブレーキを付けない自転車(ピストバイク)も、事故が多発したものの加害者が保険にも加入していないために賠償問題が社会現象として取りあげられ、結果的にピストの取り締まりが厳しくなりました。

 

突然に規制がはいったアイリストの方たちは不幸なことのようにも感じますが、まつ毛エクステはそれほど危険や責任が伴う仕事なんだと思います。

なぜグレーだと言われるの?

そもそもなぜグレーだと言われるようになったのかを考えると、美容免許を持たないまつ毛エクステやパーマの技術者たちが今も多数いるようで、法に触れないように仕事はできないものか?と考えた結果によるものです。

 

まつ毛パーマをまつ毛カールと呼ぶようにしてみたり(下記の記事を参考にしてください)、

”まつげカール”と”まつげパーマ”の違いって何?

 

まつ毛エクステのサロンでセルフでまつ毛を付けさせてみたりすることで「これなら大丈夫なんじゃないの?」と工夫を凝らし、なんとか事業を継続させようとしています。

 

私はまつ毛パーマにもまつ毛エクステにも否定的な考えを抱いているわけではありませんが、きちんと仕事をしていくつもりなら美容免許を取得するべきだと思っています。

 

日本の美容師免許に否定的な考えを持っている美容師も多いのですが、海外からの安い労働力から業界を守ってくれるのも美容師免許があるおかげです。

 

美容師免許を取得することで仕事の幅も広がるのではないでしょうか?

 

以上、「まつ毛エクステやまつ毛パーマにはなぜ美容師免許が必要なの?」というお話でした。

スポンサードリンク