シャンプーのことを調べていると、たまに”経皮毒”という言葉に行きつくことがあります。

 

経皮毒はシャンプーなどの成分が皮膚を通過し、さらに体の一部に溜まるらしいというのですができれば信用したくない現象です。

 

「宇宙人はいるのか、いないのか?」と同じで、絶対的な検証報告がないため答えは出てきませんが、自分なりの考えを述べてみようと思います。

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シャンプーに経皮毒がある⁈それって本当?

我々の業界で経皮毒といえばシャンプーがもっとも心配材料にあたります。

 

さらによく耳にするのが「羊水からシャンプーの匂いがした!」というセリフ。

 

これは経皮吸収した毒素が子宮に溜まるという説が原因のようです。

 

そしてサロンシャンプーにいたっては、成分の粒子が小さいのでもっとも吸収されるというのです。

 

これが本当だったら一大事ですが本当のところはどうなのでしょう?

羊水からシャンプーの匂いがするというのは本当?

毒のイメージ

私は出産時に立ち会ったので、その時の匂いは忘れることのできない独特な香りがしたのを覚えています。

 

その頃には経皮毒という言葉を聞いたことはあったのですが「シャンプーの匂いを嗅ぎ分けてやるぞ!」というほど悠長にはしていられなかったためか、とくにそんな匂いはありませんでした。

 

でも、ある有名な美容師さんが実験をしてシャンプーの匂いがしたという人の中から、具体的にどのようなシャンプーを使っているのか調べたそうです。

 

その具体的な内容は

市販シャンプー 29%

サロン専売シャンプー 45%

オーガニックシャンプー 17%

その他 9% (天然由来石鹸、ひまわり系、重曹シャンプー)

参照:naoto kimura

 

美容師なのに市販のシャンプーを使用している人がこんなにいるというのは驚きでしたが、これを見ると大きな偏りはないと思います。

 

サロン専売シャンプーは、美容師なので使っている比率が多いわけですから一番多いはず。しかしながら、安全と言われている石鹸シャンプーや重曹シャンプーまでもが疑わしいわけで、これが本当ならシャンプーすること自体に経皮毒性があるということになります。

 

石鹸シャンプーや粒子が大きい?とされる市販のシャンプーが際立って匂いがしないと言われているなら少々納得せざるをえませんが、この結果ではつまり経皮吸収説は信頼性にかけるのではないでしょうか?

 

と、思ったので医者をやっているお客様に自分の考えを聞いてもらったところ、羊水からシャンプーの匂いなんてするわけないと一蹴されてしまいました。「そんなに簡単になんでも吸収してしまったら、他の吸収する器官が可哀相!何のためにあるのかわからないじゃない?」とも言っていました。

 

そもそもアレルギー反応のある女性が化学成分を吸収して子宮に溜め込んでしまったら大問題になってしまいますが、そんな例は聞いたことがありません。

 

つまり、化学成分を吸収して子宮に溜め込むという都合の悪い話は都市伝説なみの話でしかないのです。

経皮毒を信じていたら生活できない

ここではシャンプーの話でしたが、上記の結果をもし信じるなら洗顔やボディソープ、食器洗い洗剤など全ての洗剤類が経皮毒性があるということになってしまいます。

 

そんなに吸収してしまっては体重が増えてしまうかもしれません。

 

経皮毒をまともに信じていたら全身や食器、洗濯などは全て水で洗わないとキリがないということになってしまいます。

経皮毒にオススメのシャンプーなんてない

とはいえ、経皮毒という言葉を聞くようになってからかなりの年月が経ちましたが、まともに検証されて実証された例はありません。

 

つまり、どれが安全でどれが経皮吸収してしまうというような具体的なシャンプーなんて無いんだということになります。

 

それでも心配だという人は、天然由来石鹸やオーガニック、または重曹で髪を洗えばいいのではないでしょうか?

 

それが安全かどうかはわかりませんが、化学薬品は少なくとも他の洗髪品よりは少ないわけですから多少は気が休まるかもしれません。

 

経皮毒については、個人的には信憑性にかけるので気にしていません。

 

皮膚はそんな簡単に皮膚を通過しないと思ってますし、もしも通過したとしても都合悪く子宮に溜まるなんて話は信じられません。

 

羊水がシャンプーで濁るなら赤ちゃんは居心地が悪くて早産するはずですし、羊水だってもっと泡だつのではないでしょうか?

 

経皮吸収を気にする前に、コンビニの弁当など口に入れるモノに気を使った方が長生きできると思います。

 

経口摂取の方がよっぽど問題あるように思えてなりません。

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