サロンで仕事をしていると、頻繁に広告勧誘の電話がかかってきます。

 

筆者である私は、その手の電話がかかってきても全てお断りしています。

 

新規でオープンさせるなら広告は費用対効果も上がりやすいので有効に活用できますが、慢性的に広告に掲載してしまうと新規が多く来店し、顧客が逃げていきやすい悪循環になってしまうことがあります。

 

ただの美容室の社長なら数字が上がればそれで良いと思いますが、私は現役のプレーヤーなのでそうは思いません。

 

考え方の違いはあると思いますが、少なからず損をしている美容室もあると思うので私の考えを記述していきます。

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広告で集客することを薦めない理由

チェーン展開をしているなら広告は必須だと思いますが、チェーンの社長がこのブログを見ているとは思えないので割愛します。

結果的に時給が下がる

広告に掲載するということは料金を割り引くということなので、単価が当然のように下がります。

 

単価が下がるということは、下がった分を補填する売り上げと新規の獲得に奔走しなくてはならなくなります。

 

さらにホットペッパー に掲載しているとして、リクルート様に支払いも済ませないといけません(当たり前ですが)。

 

結果「これだけやってコレしか上がらないの?」と思ってしまうほど働かないといけなくなります。

広告を見てくる客の属性

では、ホットペッパーに広告を掲載していると仮定して、半年掲載したので広告をやめることにしたらどうなるか?

 

結果はごっそりと失客。

 

なぜでしょう?

 

それは広告を見て来店した客の属性によるもの。

 

もちろん引っ越してきたばかりで新しい美容室を純粋に探している人もいるとは思いますが、その他に通称リクルート族(古い?)と言われるお客や、安くなきゃ行かない客もいます。

 

その手のお客は(言い方が悪くて申し訳ない)広告に掲載している期間に教育できていなければほぼ失客していきます。理由はいうまでもありません。

サロンの環境が悪くなる可能性も

得てしているうちに最初に思い描いていたような環境になっているか振り返ってみると、果たしてどうでしょう?

 

売り上げが下がるのが怖くて広告を止められなかったり、マナーの悪いお客さんが増えたり、スタッフが続かなかったりしていませんか?

 

安い店には安い店なりの悩みがついてきてしまうものです。

 

ネットで囁かれているように美容師の労働環境の悪化はそうして生まれているのではないでしょうか?

 

つまり、広告に依存するとお店が疲弊してしまうのです。

スタッフが育たない

料金が安いと結果的にスタッフ達の仕事もハードになるので仕事が続かなかったり、勝手に客が来ると思い込んでスタッフも育たなくなってしまうことがあります。

 

自分を含めスタッフがそれぞれお客を自分の力でよべるようになれば良いのですが、仕事もハードで新規は広告が連れてくると思い込んでしまっては新規を呼ぶ思考が停止してしまうのではないでしょうか。

 

本来ならば広告に出さずとも新規をよべるスタッフを育てることが最善だと思うのです。

 

そうしてやってきた新規のお客様はリピート率が非常に高いので積み重なるととても心強く、そして永く通ってくれています。

広告の効果を最大化させる

とりあえず広告に掲載するのなら効果を最大化させましょう。

 

ポイントは、自分の店に来てほしいお客様の属性を考えた集客をして、広告を外してもお店に残るように教育すること。

 

ウェブの集客の効率を上げるヒントもこちらの記事に掲載しているので興味のある方はご覧ください。
もったいない!ヘアサロンのHPはもっと活かせる

まとめ

単に集客と言っても、自分がどのような環境で働きたいかコントロールできればとても楽しく仕事ができるはず。

 

単価が低くなければ昼食を摂らずに働くことが少なくなりますし、じっくり仕事できるのでお客様のファン化も進みます。労働環境が悪くなければスタッフも残ります。

 

確かに広告にコストをかけたり、さらに単価を下げれば頭を悩ますことなく売り上げを上げることはできますが、果たしてそれが最善なのかは疑問に思ってしまうのです。

 

以上、「私が広告で集客することを薦めない理由」でした。

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