美容室には似合わせという言葉があります。

 

あるヘアスタイルをいかにしてそのお客様にフィットさせるか。それを考えるために生まれた言葉です。

 

一概にそれが全てではないのですが、今回はパーマの似合わせについてザックリと解説します。もしも「パーマをかけたけどピンとこない」とか「これからパーマをかけようか迷っている」という方は読み進めてみてください。

パーマの似合わせ

パーマが似合うかどうかザックリと明暗を分けるのは、塩顔かソース顔かという点。

 

もちろんその人の骨格やパーツ、雰囲気などで全然変わってきますが顔の濃さは重要な要素です。パーマの良し悪しは男女ともに共通して言えると思います。

 

顔の骨格の堀が深くてある程度濃い顔であればパーマは似合いやすく、反対に平面的で薄めな顔であればパーマを似合わせるのにコツが入ります。

パーマを似合わせるために

ソース顔などどこかエスニックな雰囲気のある人は根元からグリグリパーマをかけても違和感なく収まりやすいですが、塩顔の人が根元からクリクリパーマをかけると”ちびまる子ちゃん”に出てくるまる子ちゃんのお母さんみたいなモコモコな印象になりやすく、どこか老けて感じてしまうことが多いです。

 

老けてしまうと感じる人は、顔周りのパーマを弱くしたり前髪にはパーマをかけない、または毛先にのみパーマをかけるなど、ストレートの部分を少し多めに残すことでパーマをフィットしやすくすることができます。

 

逆にチリチリのハードパーマなら誰でもそこそこの雰囲気が出ますが、今はそんなパーマをかける人はいなくなってしまいました。

パーマが似合わないと感じてしまったら?

単に似合わないと言っても、スタイリングを少し変えたりするだけで印象はガラリと変わります。

 

パーマはそのままドライすると角のない丸いスタイリングになりがち。

 

手首を返すような手つきで毛先をランダムにハネさせると、先ほどまでモコモコしていたスタイルにフレッシュさが出るはず。

 

ストレートでは表現できなかったスタイルでお洒落を楽しめるのがパーマの良いところだと思うので、一概に似合わないと決めつけずにパーマを楽しんでみましょう。きっとアレンジもしやすくなっているはず。

スタイリングを変えてみる

思いきってパートラインを変えてみたり、スタイリング剤を変えてイメージを変えてみることも良いかもしれません。

 

パーマは毛先の収まりどころで印象が全然変わります。

 

ウェットなのかドライなのか?でも違いますし、パーマを抑えて耳にかけたりしてパーマを落ち着かせるにはムースは最適です。

 

最近ならN.のポリッシュオイルなんかでウェッティにスタイリングするのも良いかもしれません。

ウェットヘアのスタイリングの仕方はこちらの記事を参考にしてくださいね。

濡れ髪(ウェットヘア)を自然に魅せるやり方やコツを解説【女子編】

 

こちらの記事も参考になるかも。パーマが似合わないのではなく、スタイリングが上手にできていないのことも視野に入れてみましょう。

パーマヘアに最適なムースやワックスなどのスタイリング剤

塩顔で似合う髪型をザックリと

ここまで見ると、塩顔の人はパーマが似合いずらいと落胆してしまいがちですが、似合う髪型の傾向としてハッキリとしたラインのある髪型やアシンメトリーなどインパクトのある髪型がフィットしやすいと思います。

 

パッツン前髪の毛先だけをアイロンで巻くのも、ラインをより強調できるので流行しています。

 

逆にソース顔の人がそれらのことをやってしまうと逆にくどい印象を与えてしまうことがありますので、スタイリングには個性を活かすことが大切だと思います。

似合わせの難しさ

パーマが似合うか似合わないか、かなりザックリといしたポイントを説明しましたが似合わせというのは難しく、

 

例えば顔が丸くて童顔な女性がいたとして、それを前面に打ち出したスタイルにするのか目立たない方向でいくのかは、その人の大事な個性を本人がコンプレックスと感じているのか感じていないのかで全く逆の方向性のスタイルをチョイスすることがあります。

 

つまり、丸くて童顔な雰囲気が可愛いからと思ってキュートなヘアスタイルを提案しようと思っても、本人が丸顔を出さないでほしいと言うこともあり、個性は好みによって違うのです。

 

結局はお客様がどうなりたいのか、気持ちを満たさないといけないのが美容師の仕事。

 

美容院はお客様のなりたいイメージと、プロの意見のすり合わせなので似合わせのセオリーだけでは美容師からの一方的な仕事になってしまうのです。

 

似合わせって難しいですね。

 

以上、「パーマの似合う顔と似合わない顔をザックリと。」でした。